私の古くからの友人や知り合いに、実家が裕福・本人も高給取り、かつ共働きという人が何人かいます。ついでに家も両親に建ててもらって住宅ローンなし。
我が家から見たら「お金持ちだな~、好きな物にお金を使えていいな~」と思っていたのですが、話を聞いているとお金の使い方に特徴がありました。
友人たちは男性で、
・夫婦別財布
・お互いに収入・貯金を把握していない
・生活費以外は自分の好きな物にお金を使う(車・旅行・飲み代など)
の3点が皆共通しています。
意外に思うのは、生活費と自分の好きなもの以外にはお金を使いたくないということ。
お金持っている人って、もっと全体的に使っているのかと思っていたのに、使う所と一切出したくない所がはっきりしています。
私でも「それは手間がかかりすぎてやりたくないな」「見た目が悪くなるから業者に頼みたいな」というところを節約しています。だからお金が貯まるんだろうな。
ただ、気になるのが共働きのためか、
・自分が自由にお金を使うために、奥さんにも働くように促していること。
(奥さんは仕事がしたいわけではない)
・奥さんも働いたお金は自由に使っているが、自分の欲しい物は自分で買い、老後資金も自分で貯めるように言われていること。その為に働くように言っている。(基本、夫の収入や資産をあてにするな)
・結婚式や家の設備など、奥さんのやりたいことにお金を出し渋る
共働きとはいっても、男性と女性では収入の差があるし、出産・子育て・更年期・親の介護などで働けなることもあります。
家事や子育ての負担も女性の方が断然大きい。
お金と自由は手に入れられるけれど、女性としては厳しいことを言われているような気がします。
「お金」と「自由」と「女性の自立」、最終的には夫婦が納得していればそれでいいのでしょうが、何故だか他のことまで派生して考えさせられる出来事でした。