小学生の子供たちに新聞を読んでほしい。
子供向けの新聞というと、毎日小学生新聞・朝日小学生新聞・読売KoDoMo新聞の3紙ありますが、いったいどれがいいのでしょうか?
最近は新聞をとる家庭が減ってきましたよね。我が家も結婚した時は新聞をとっていました。しかし出産で仕事を辞め収入が減った時、真っ先に断捨離されたのが新聞でした。
あれば読むけれど、スマホでニュースが読めるからいらない。
そういうご家庭って意外と多いのではないでしょうか?
子供が小さい時はそれでも良かったのですが、2人とも小学生になるともう少し世の中のことを知ってほしいなと思うようになってきました。
Contents
子供新聞を購読しようと思ったきっかけ
子供新聞を購読しようと思ったきっかけは、上にも書いたように「もう少し世の中のことを知ってほしい」と感じたからです。またそれ以外にもいくつか理由がありました。
上の子の調べ学習に役立てたい
子供たちが通っている小学校では、小学3年生から調べ学習が始まります。自分が気になること、好きなことを調べてノートにまとめるものです。
今までは家にある本やテレビで見た内容などを調べてまとめていたのですが、さすがにネタ切れになってきました。
そこで子供新聞を読んで調べたいことを探してもらおうと思ったのです。
下の子の読み聞かせに
おやつタイムに行っている下の子の読み聞かせ。なるべく本人の好きなものにしていますが、これだといつも同じジャンルになってしまいます。
それに最近読んでいる本は結構長めなんです。30分ぐらい読んでも終わらない、喉カラカラですよ。
たまには知識を深めるもの、かつ短時間で読めるものがいいなと思い子供新聞を取り入れてみることにしました。
子供たちの年齢と読書週間
子供新聞を選ぶ時に大事ことは、子供の年齢と読書週間があるかどうかです。
うちの子たちは、
上の子:小学4年生。本が大好き。暇があればずっと読んでいられるタイプ。
下の子:小学1年生。好きな本は自分で読むが、暇な時に読書をするのは嫌。
という状況でした。
それでは3紙お試ししてみた感想を紹介します!
毎日小学生新聞の特徴と感想
特徴
・毎日発行
・タブロイド判
・平日・日曜日は8ページ、金曜日は「小学生の進路を考えるページ」が加わって12ページ、土曜日は「15歳のニュース」が加わって12ページ。
・ニュース、生活、科学、学習などバランスが良い
・お試しは1週間分
価格
1,580円(税込み)
感想
一番最初に届いたのが毎日小学生新聞でした。近くの販売店から先に電話があり、住所とポストの確認。1週間毎日届けてもらい、最後の日にもう一度電話がありました。
でも他の新聞も検討していることを伝えたらそれ以降勧誘はありませんでした。この辺は販売店によって違うと思いますが。
ニュース・生活・科学・学習などバランス良く掲載されています。行間もすっきりしていて読みやすい新聞です。本好きな子なら低学年からでも読めそうです。
子供が興味を持ちそうな漫画もありますが、それがメインではありません。広告は少ない。
朝日小学生新聞の感想
特徴
・毎日発行
・普通の新聞と同じ大きさ
・カラー8ページ
・一番普通の新聞っぽい作り、構成だと思う
・広告が多い
・漫画、学習コーナーもあり
・やや受験色が強い(受験関係の広告が多いから?)
・お試しは3日分で、まとめて郵送されてきました。
価格
1,769円(税込み)
感想
大きさも構成も普通の新聞に一番近いのが朝日かな。一面のニュースは、小4の上の子なら理解できそうですが、下の子には難しいように感じました。
あと広告が多いです。
天声人語があるので勉強に使うのならいいかもしれません。
読売KoDoMo新聞の価格・特徴・感想
特徴
・毎週木曜日発行
・タブロイド判
・紙面は20ページ、オールカラー
・ニュースは6ページ分
・「おしえて!コナン 時事ワード」など勉強コーナー・科学・漫画などあり
・お試しは1回分
価格
550円(税込み)
感想
発行は週1ですが、1回分が20ページあるので読みごたえがあると思います。前半5ページはニュース、6ページ目に「おしえて!コナン 時事ワード」があります。
後半は女の子向けのファッションページ、コナンの漫画、ポケモンABC、かずもじパズル、ねこねこ日本史の四コマ漫画などがあり、子供心をくすぐるのではないかと思います。
本命は読売KoDoMo新聞でした
実は試読を申し込む前から、購読するなら読売KoDoMo新聞にしようと思っていました。
何故読売に決めていたかというと、
・値段が500円と安い
・毎日新聞がきても読めないかもしれない
・新聞を捨てるなど管理が大変
・上の子はコナンとねこねこ日本史が好きなので読売だろうと思っていた
という理由からです。長い間新聞を取っていなかったので、週1ぐらいがちょうどいいんじゃないかな?と思ったんです。
ただ、全く見ずに決めるのもよくないだろう・・・と、念のため3紙試読してみたのです。
お試しして良かった!子供が興味を示すのは違うものでした
試読するまで読売kodomo新聞に決めていましたが、実際読んでみると子供も私も、
毎日小学生新聞が一番いい!
と思ってしまいました。
週1より毎日新聞が届く方がうれしい
元々読書好きな上の子。読売KoDoMo新聞もおもしろい!と言っていましたが、週1でちょっと多めの新聞がくるより、毎日少しずつ読めた方がうれしいようです。
毎日小学生新聞の試読は1週間きっちり届きました。実際に読んでみると、すんなり生活の一部となり溜まって読めないということはありませんでした。
ニュース、生活、科学、学習、漫画とバランスが良い
どの新聞も最近のニュース、生活、科学、学習、漫画などが載っていますが、一番バランスがいいなと感じたのが毎日小学生新聞でした。
読売のようにエンタメ押しではなく、朝日のように硬い感じでもなく、小学生でも読みやすいニュースが適度に入っていました。
やさしい色使い
これは好みが別れますが、読売と朝日はカラーでもかなりはっきりとした色使いです。
毎日読む新聞がこんなにチカチカしているのはちょっとなぁと。
上の子が普段読んでいる本は挿絵がほとんどないので、こんなにも視覚に訴えなくてもいいなと思いました。
逆に毎日小学生新聞は、やさしい色使いで読みやすいです。
広告が少ない
朝日は広告が多い。全面広告が2枚、1/3広告が4枚ありました。他の新聞より大きいので仕方がない部分もありますが。
読売も全面広告が1枚入っていました。
毎日小学生新聞は、広告も入っていますが気にならない程度です。
コナンに食いつかなかった
上の子、コナンが好きなので読売がいい!と言うと思っていました。でも実際に読んでみると「普通の漫画の方がいい」と言って全く食いつかず。
ねこねこ日本史の四コマ、かずもじパズルには興味を示しましたが、これという決め手にはなりませんでした。
毎日小学生新聞の論語くんが読みたい
これまた意外なことに、毎日小学生新聞にのっている「論語くん」と「ロミオとジュリエット」(漫画ではなく普通の物語)が気に入ったようで、次も読みたいと言っていました。
子供が気に入るものは分からないですね。
下の子の読み聞かせに丁度いいのが毎日小学生新聞
今回上の子だけでなく、下の子にも読んでもらいたいと思っているので、朝日だとちょっと難しい。
読み聞かせる私も説明するのが大変です。その点、毎日小学生新聞だと下の子でも理解できる内容が多いし、難しい話題はさらっと書いてあるだけなので読みやすいです。
子供たちがもっと知りたいと思えば調べればいいし、興味がなければ「こんなことがあったんだね」というぐらいで済ませられるのがいいなと感じました。
子供新聞は子供の気に入ったものを選ぼう
子供新聞3紙をお試ししてみた結果、
読書週間がない、エンタメ系が好き→読売kodomo新聞
読書週間がある、バランスの良い記事をしっかり読みたい→毎日小学生新聞
読書週間がある、難しい記事もOK、中学受験を考えている→朝日小学生新聞
ざっくり分けるならこんな感じになります。
しかし、継続して新聞を読んでもらうには、子供が気に入ったものを選ぶのが一番です。口コミだけで判断しず、実際に手に取って読み比べてみると失敗しないと思います。
我が家はお試しした結果、毎日小学生新聞を購読することにしました。よかったら参考にしてくださいね。
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